仕事が速い人は、「これ」しかやらない ラクして速く成果を出す「7つの原則」

読書

今日はKindleで本を1冊読了しました。

 

その本は、

『仕事が速い人は、「これ」しかやらない ラクして速く成果を出す「7つの原則」』

という本です。

 

著者の石川和男さんは、建設会社の総務経理、大学の非常勤講師、セミナー講師、時間管理コンサルタント、税理士、と、5つの仕事をこなしているそうです。

 

サラリーマンという、一種類の仕事しかしていないけど、いっぱいいっぱいな私はいったいなんなんだと(笑)

 

著者も元はサラリーマンで、残業続きで大変だったところを心機一転、一念発起して、仕事の速さを追求し、極限まで仕事の高率を高めよう、と決意して動き始めたんだとか。

 

動き始めたら、時間管理や仕事効率化の本を、なんと年間100冊のペースで読み、ビジネスセミナーにも出席、インプットしたコンテンツやノウハウを書き留めて、実践、習慣化して、5つの仕事を回せるようになったそうです。

 

この本にいろいろと書いてあるノウハウのうち、いくつか、もしくは、よくビジネス本を読む人にはほとんど、どこかで見たことや聞いた事があるようなノウハウだったりするのですが、それを実践できているか?と問われると、ほとんど実践できていないから、1つの仕事だけで精一杯になってしまっているんだと思います。。。

 

仕事が速い人は「5秒」で動く

この本で個人的に気になったのが、第1章の「仕事が速い人は『5秒』で動く」のところ。

 

頭では「やらなきゃいけない」と思っていても動けない、ということ、よくあります。

 

そんな時には、「5秒ルール」で、頭が言い訳を考える前に動く、というルール。

 

何かをやる必要があると思ったときに、5秒以内に行動に移す、というもので、人は5秒あると、やらなくて良い言い訳を考えて、行動できなくなるそうです。

 

たしかに、言われてみると、

 

「あ、あれやらなきゃ」

 

と思っても、

 

「あー、でも、今は疲れているし、おなかも空いているし、あとでやるのが良い選択だな」

 

とか考えて、結局動けない、で、結局先延ばしにしてしまう、ということに。

 

そんな時、「3,2,1、GO!」と心の中でカウントダウンして最初の一歩を踏み出し、頭の中で言い訳を与える間もなく、やらなければならないこと、やろうとしたことをやる、というルールです。

 

作業興奮

最初の一歩を踏み出せば、「作業興奮」と言って、作業をやることで脳が興奮して、その作業をやり続けたくなる、という現象が起きます。

 

いくらジョギングがめんどくさくても、ジョギングする服に着替えて、ランニングシューズを履いて、外に出て、一歩走ったら帰ろう、とはなかなか思いにくいものです。

 

「せっかく運動する格好になって外に出たし、5分くらい走るか」

 

となり、5分が10分になり・・・、と、いう仕組みです。

 

難しいのは「最初の一歩」で、その最初の一歩を踏み出させてくれるのが「5秒ルール」というわけです。

 

最初の一歩を踏み出せば、あとは作業興奮がなんとかしてくれる、というメカニズムですね。

 

私も、先延ばしにしがちなことは、全部5秒ルールで片づけてしまおうと思います。

 

 

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